みなと行政書士法人

上水道・下水道施設の工事区分をわかりやすく解説|水道施設工事・管工事・土木一式工事の違いとは?

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上水道・下水道施設の工事区分をわかりやすく解説|水道施設工事・管工事・土木一式工事の違いとは?

上水道・下水道施設の工事区分をわかりやすく解説|水道施設工事・管工事・土木一式工事の違いとは?

2025/09/26

水道や下水道の工事には、水道施設工事・管工事・土木一式工事など、いくつかの業種区分があります。しかし、どの工事がどの業種に該当するのか、実務上でも迷うことが多いのではないでしょうか?

この記事では、上水道施設と下水道施設に関する主な工事と、その該当業種について、分かりやすく解説します。建設業許可の取得や入札参加資格審査(経審)にも関係する重要な知識ですので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

    上水道施設の業種区分|水道施設工事と管工事の違いとは?

    上水道施設とは、取水から家庭への給水までの一連の施設のことを指します。施設の種類ごとに、該当する建設業の業種が異なります。

    施設区分
    主な施設例
    該当業種
    取水施設
    取水堰堤、取水井
    水道施設工事
    導水施設
    導水管
    水道施設工事
    浄水施設
    沈殿池、濾過池、浄水池、滅菌室
    水道施設工事
    送水施設
    送水ポンプ、送水管
    水道施設工事
    配水施設
    配水池、配水管(公道下など)
    水道施設工事
    給水装置
    給水引込管、敷地内配管
    水道施設工事

    給水装置の工事は「管工事」に該当

    敷地内に引き込む給水管などの住宅設備関連の工事は、「管工事」に該当します。公道から先のインフラ整備は水道施設工事、それに接続する住宅側の設備は管工事と区分されるのがポイントです。

    下水道施設の業種区分|施設の内容によって業種が変わる!

    下水道工事では、管工事・土木一式工事・水道施設工事が使い分けられます。

    施設区分
    主な施設例
    該当業種
    下水道管
    家屋など~公共汚水ます
    管工事
    下水道本管
    下水道本管(公道下など)
    土木一式工事
    下水処理場(処理設備)
    沈砂池、反応タンク、沈殿池、消毒施設、汚泥処理施設
    水道施設工事
    下水処理場(敷地造成)
    土工事・造成工事
    土木一式工事
    農業用水道・かんがい排水施設など
    土木一式工事

    処理場内でも工事内容に応じて業種が分かれる

    同じ下水処理場内の工事であっても、設備の設置は「水道施設工事」、造成や外構など土工事中心のものは「土木一式工事」に区分されます。実際の工事内容に応じた適切な業種選定が必要です。

    建設業許可や入札・経審への影響も

    工事の内容に応じた業種区分を正しく理解しておくことは、次のような場面で重要です。

    • 建設業許可の業種選定
    • 入札参加資格の要件確認
    • 経営事項審査(経審)の技術者配置
    • 請負契約時の業種の適格性確認

    誤った業種で工事を受注すると、違法施工になる恐れもあります。行政書士などの専門家と連携し、正確な判断を行いましょう。

    まとめ|水道・下水道施設の業種は「施設」と「工事内容」で見極める

    上水道・下水道工事の業種区分は、施設の種類と工事の内容に応じて、水道施設工事・管工事・土木一式工事に分かれます。

    • 上水道は「水道施設工事」が中心、敷地内配管は「管工事」
    • 下水道は「管工事」「水道施設工事」「土木一式工事」が混在
    • 同じ施設内でも、工事内容で業種が分かれることに注意!

    建設業許可の取得や更新、経審などでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。経験豊富な行政書士が、確実な申請をサポートいたします。

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