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建設業法に基づく請負契約の基本|売買・委任契約との違いも解説

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建設業法に基づく請負契約の基本|売買・委任契約との違いも解説

建設業法に基づく請負契約の基本|売買・委任契約との違いも解説

2025/07/08

「建設工事を依頼したけど、契約書の内容がよくわからない…」
「そもそも“請負契約”ってどういう意味?」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

建設業界では当たり前のように使われている「請負契約」ですが、内容をよく知らずに契約してしまうと、後で思わぬトラブルに巻き込まれることも。
安心して工事を任せるためには、基本的な契約の仕組みを知っておくことがとても大切です。

この記事では、専門知識がなくても理解できるように、「請負契約」の仕組みや注意点をわかりやすく解説しています。これから建設工事を依頼される方、業界関係者の方もぜひご一読ください。

請負契約とは?

「請負契約」とは、工事や仕事などの“成果”を提供することを約束し、その“成果”に対して報酬を支払うという契約です。建設工事はもちろん、洋服の仕立てやソフトウェア開発など、成果物がある仕事全般が対象になります。

請負契約での建設業者の責任と義務

建設業者(請負人)は以下のような責任を持ちます。

  • 契約通りに工事を完成させること
  • 必要に応じて補助者(下請業者など)を使うが、その場合でも責任は元請業者が持つこと
  • 完成した建物や構造物を発注者に引き渡すこと
  • 万一、自然災害などで完成物に被害が出た場合も、原則として業者が責任を負うこと

工事に不具合(瑕疵)があったら?

もし完成した工事に欠陥(瑕疵)が見つかった場合、発注者は修理や損害賠償を請求できます。一般的な工事では5年間、特に堅固な工事(コンクリート造など)では10年間の保証期間が定められています。

発注者の責任と権利も明確に

発注者側にも次のような責任や義務があります。

  • 工事が完成したら報酬を支払うこと(通常は完成時)
  • 指示内容にミスがあった場合、損害が出たら業者に賠償することもある
  • 工事が進んでいない場合、損害賠償をして契約解除することも可能

「請負契約」と「売買契約」の違いは?

似ているようで違うのが「請負契約」と「売買契約」。ポイントは「完成を目的とした契約かどうか」です。注文住宅の建築は請負、既にできている建売住宅は売買とされるのが一般的です。

委任契約との違いは?

委任契約は「仕事の完成」が目的ではなく、業務の遂行自体を目的とした契約です。そのため、成果が出なくても報酬を受け取ることがある点が大きな違いです。建設工事のように成果物が明確にある仕事は、基本的に請負契約とされます。

建設業法と約款(やっかん)の関係

建設業では、契約を公平で明確にするために「約款(やっかん)」というルール集があります。特に公共工事では標準的な約款が定められており、設計変更、工期の延長、費用の負担など、さまざまな場面でトラブルを防ぐ役割を果たしています。

まとめ:信頼できる契約が安心の第一歩

請負契約は、建設工事を円滑かつ安全に進めるための土台となるものです。当社では、こうした法律や制度に基づき、誠実で丁寧な工事をご提供しております。ご不明点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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